自分は40歳になる前までは、ほとんど本を読むことがない人間でした。
では、なぜ読むようになったのか。
40代が近づくにつれて、仕事への向き合い方や会社での立ち回り、人間関係など、これまで以上に考える機会が増えてきました。
「何かヒントになることはないだろうか。」
そんな思いから、自己啓発本やビジネス書を手に取るようになったのが始まりです。
読んでいる途中は、「なるほど」「これは参考になるな」と思うことがたくさんありました。
読んだ直後は、「よし、自分もやってみよう」とやる気になります。
でも、しばらくすると普段の生活に戻り、結局何も変わっていない……。
そんなことを何度も繰り返していました。
知識は増えても、行動は変わらなかった
本を読むと、いろいろな知識が入ってきます。
「へぇ~、そういうことか。」
「そんな考え方があるのか。」
そう思いながら、夢中になって読み進めることもありました。
読み終えたあとは、「いいことを学んだ」と満足して、「よし、明日から実践しよう!」と意気込みます。
でも、次の日になると本の内容はほとんど頭から抜けてしまい、結局いつもと変わらない毎日を過ごしていました。
今思えば、本を読んだだけで満足していたんですね。
知識は少しずつ増えていたのかもしれません。
でも、行動しなければ何も変わらない。
当時の私は、その当たり前のことに気づいていませんでした。
「知ること」と「行動すること」は別なんだということを。
だから私は、ただ本を読むだけの人になっていたのだと思います。
考え方が変わった一冊
そんなときに読んだのが、『もしも社畜ゾンビが「アウトプット大全」を読んだら』という漫画のビジネス書でした。
漫画なのでとても読みやすく、気軽に読み進めることができました。
その中で印象に残ったのが、「インプットだけではなく、アウトプットすることが大切」という考え方です。
そしてもう一つ心に残ったのが、「コンフォート・ゾーン」という考え方でした。
コンフォート・ゾーンとは、自分が慣れ親しんだ環境や行動の範囲のことです。
その中にいると安心できますが、新しいことに挑戦する機会はなかなか生まれません。
「これか。」
「このせいで自分は動けなかったのか…」
本を読んでいて、思わずそう感じました。
本を読み終えても何も行動が変わらなかったのは、結局いつもと同じ毎日を選んでいたからだったのです。
「変わりたい」と思っていても、何もしなければ何も変わらない。
まずは何か一つでも行動してみよう。
そう考えた私が最初に選んだアウトプットが、「ブログを書くこと」でした。
私が選んだアウトプット
では、数あるアウトプットの中で、なぜブログを選んだのか。
せっかく新しいことに挑戦するなら、今の自分の生活からなるべく遠いことをやってみようと思いました。
これまでの自分なら、おそらく選ばなかったこと。
場所を選ばず、パソコンがあればできること。
そんな条件で考えた結果、候補に残ったのが「プログラミング」と「ブログ」でした。
どちらにしようか悩んでいたときに出会ったのが、『書く習慣』という本です。
その本を読んで、「書くことも立派なアウトプットなんだ」と感じました。
そして、「自分もブログを書いてみたい」と思うようになり、ブログを始めることにしました。
あのときは、「とりあえずやってみよう」という軽い気持ちで始めました。
あの一歩が、その後の自分にどんな変化をもたらしたのか。
それはまた次回、書いてみようと思います。


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